【シャドールーツ+バレイヤージュ】外国人風ヘアカラーは根元が伸びきった今こそオススメ?!
美容師をしているものです。
今回は、新型コロナウイルス禍による緊急事態宣言による外出自粛の影響で、なかなか美容室に行きにくい今だからこそ外出自粛明けに思わずやりたくなる外国人風ヘアカラー 「シャドールーツ」について紹介していきます。
そもそもシャドールーツとは?
語源は影+根元(shadow+roots)になります。
髪の毛の根元部分にあえて影をつくるようなヘアカラーのことです。
え、そっちを染めちゃう?根元をカラーリングする「シャドールーツ」が新鮮|FRONTROW
3年ほど前の記事ですが、こちらの記事をご覧いただくとお分かりいただけるように根元にカラーを入れて遊ぶようなデザインになります。
大体、海外での流行が日本には2〜3年遅れてやってくるのですが、上記サイトで紹介しているような全体金髪の根元にピンクやブルーなどのビビッドなヘアカラー を入れるというスタイルはまだあまり日本では一部でしか見かけませんよね?
日本国内ではハイトーンベースのヘアカラーの根元にナチュラルなダークブラウンやダークベージュを入れて根元を暗くして、髪の毛が伸びてきた時も地毛と馴染みやすい長持ちヘアカラーデザインとして人気がジワジワときている印象です。(=根元が暗い状態をわざとつくる)
シャドールーツ+バレイヤージュが外国人風でかっこいい!
上記で紹介したように「シャドールーツ」は、根元が暗い状態≒プリン状態
ってことになるので、これって外出自粛中の今、もともとハイトーンカラー気味だった多くの方が悩まされている現象だと思いませんか?
この根元プリン状態というピンチをチャンスと捉えて自粛明けの美容室に行った時にデザインとして活かすのです。
個人的にはオススメはシャドールーツ的に伸びきってしまったプリン状態の根元をぼかした上で、数本ハイライトをプラスして、「シャドールーツ+バレイヤージュ」のようなヘアデザインにすることです。
※バレイヤージュ…フランス語でほうきで履くという意味。つまりカラー時に刷毛をほうきで掃いているように使いブリーチをランダムに入れて、ただ単にメッシュを入れた時よりも根元から明るかったり毛先の方だけ明るい部分があったりランダムに髪の毛に明暗差をつける技法。
このようなヘアカラーのデザインは、まさしく根元が伸びきってしまいプリン状態でご来店された方の根元部分を暗めのヘアカラーで境目をぼかしつつ、さらに根元近くにハイライトを追加するようにしてデザインすることが出来ます。
根元に暗めのブラウンを入れて根元近くに数本ハイライトが目立つように入れるとこのような状態になります。暗い部分の上に明るい部分がはっきりと乗っかるようなデザインになるので明暗の差がつきなんだかお洒落なヘアカラーに!
まとめ
今回紹介した「シャドールーツ+バレイヤージュ」は、もともとハイトーンカラーが好きで外国人風なヘアカラーに憧れていて、しばらく美容院に行けてない方には、外出自粛明けに是非ともお試しいただきたいヘアカラー です。
また、ここまでのハイトーンでなくても根元と毛先のヘアカラーで若干のトーンの差を付けることで、根元が伸びてきた時にあまり分かりにくくなるのでもう少しナチュラルトーンなヘアカラーの方にももちろんオススメなヘアカラーです。
もしかしたらアフターコロナの今後の美容界ではますます注目が集まるヘアカラーと言えるかもしれませんね。
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