【エヌドット(N.)】シアオイルとシアミルクはどちらを使うべき?現役美容師徹底解説!
発表以来大人気のナプラのエヌドット(N.)シリーズ。2020年になってもまだまだ人気が続いています。
そんなエヌドットは特に人気のポリッシュオイルやナチュラルバーム等のスタイリング剤だけではなく、シアオイルとシアミルクというアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を2種類発売しています。口コミでも大人気です。
まずはこの2種類に共通する配合成分をご紹介。
シアオイルとシアミルクの共通配合成分
- シアバター(シア脂・シア脂油)
- マルラオイル(スクレロカリアビレア種子油)
- アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)
- グレープシードオイル(ブドウ種子油)
- マカデミアナッツ油
どちらとも天然由来成分を使用していてホワイトフローラルの香りです。
ポリッシュオイルやスタイリングセラムの登場以来エヌドット(N.)にすっかりハマってしまい、同じエヌドットシリーズで洗い流さないトリートメントを使ってみたいというお客様からよく聞かれるのが…
「シアオイルとシアミルクってどっちを使えばいいかわからないんです・・・私の髪質に合うのはどっちですか?」と。
そこで現役美容師の私がエヌドット(N.)シリーズで洗い流さないトリートメントを使いたい方に向けて、普段プロである美容師が一体どうやってお客様の目的や髪質に合わせてどういう基準でシアオイルとシアミルクのどちらを使うか決めているのかをお話しします。
こちらを参考にしていただければシアオイルとシアミルク、どちらが自分の髪質に向いているのかがお分かりいただけるかと思います。
シアオイルが向いている人
- サラサラな仕上がりにしたい人
- 地毛がストレートヘアの人
- 軟毛の人
- あまりベトついた仕上がりにしたくない人
- 軽めな仕上がりが好きな人
メーカー推奨の3プッシュして手の平に出した状態がこちら。(ミディアムヘアの場合)かなりサラサラなオイルです。
シアオイルの主要成分のフラーレンという成分が髪の毛にハリコシを与えてくれます。オイルってベトつくイメージが強いかもしれませんが、エヌドットのシアオイルはとてもサラッと仕上がるイメージです。
細毛、軟毛の方も安心して使用出来るかなり軽めな仕上がりのオイルだと思います。(もちろんつけすぎには要注意です。)
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シアミルクが向いている人
- 縮毛矯正やデジタルパーマなどをかけていて毛先の乾燥が気になる人
- 重めな仕上がりが好きな人
- 髪の毛が硬いなと感じる人
- ちょっとしっとりするぐらいでちょうどいいと感じる人
こちらもメーカー推奨の3プッシュして手に出した状態。(ミディアムヘアの場合)手に伸ばすと伸びも非常に良いです。
ミルクには成分上そもそも髪の毛を柔らかく見せてくれる効果があります。硬めの髪質を変えたいなという方には非常にオススメです。
ナプラ エヌドット N. シアミルク 150g
一般的なイメージだと下記の記事でまとめているように、ミルクはオイルより軽めに仕上がるイメージがどちらかといえば強いかもしれません。
【洗い流さないトリートメント】オイルとミルクの違いや特徴・選び方を現役美容師が解説!
しかし、エヌドットシリーズに関してはシアオイルよりシアミルクの方が少し重ために仕上がるイメージです。
(重ためでスタイリング剤としても使えるポリッシュオイルを発売している影響で洗い流さないトリートメントオイルは仕上がりを軽めにしたのでしょうか?)
というわけでシアミルクは硬めな髪の毛に悩んでいて、少し柔らかくみせたい方にオススメです。
これらの基準を目安にすると皆様が”髪の毛が綺麗になった!”と感じてもらえる確率が高まると思います。
もちろん人それぞれ好みの質感など個人差があると思いますのであくまでご参考までに。。
また、今回ご紹介したシアオイルと同じエヌドットシリーズの人気商品ポリッシュオイルとの違いや、シアシャンプー・トリートメントの選び方についても記事を書いています。
【大人気エヌドット(N.)】ポリッシュオイルとシアオイルの違いって?現役美容師徹底解説!
【エヌドット(N.)】シアシャンプー・トリートメントのスムースとモイスチャーの違いや選び方って?現役美容師徹底解説!
更に、同じ洗い流さないトリートメントで人気のミルボンのエルジューダシリーズについてもまとめています。
【美容師が教える】ミルボンエルジューダ全10種類の違いや髪質別選び方(マップ付き!)
洗い流さないトリートメント選びに迷っている方は、是非こちらも合わせてご参考にしてみてください。