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【美容師が教える】海水浴はヘアカラーの色抜けの原因に!対策を徹底解説!
美容師をしているものです。
梅雨真っ只中ではありますが、だんだんと気温も上がり海に入りたい季節になってきました。
今年の夏は新型コロナウイルスの影響により、全国的にも海水浴場の開設断念とされる場所も多くなっています。
とはいえ、夏の季節は海水浴をしたいなという方が増えるのも事実。そこで今回は海水浴の際に気にしておきたいヘアカラーの色抜けについてお話ししていきます。
海水浴はヘアカラーの色抜けの条件が揃っている!
小さい頃に理科の授業でペーハーってやりましたよね?
健康な状態の髪の毛は、pHが弱酸性で安定しています。
そして海の水はイメージ通り塩分たっぷり。そのpHは弱アルカリ性となっています。
そのため、海水浴に出かけた際に髪の毛が海水に浸かると、本来は弱酸性であるはずの髪の毛がアルカリ性に傾くことになってしまいます。(=キューティクルが開きやすくなる)
実は、ヘアカラーを行うときも簡単に説明すると、髪の毛をアルカリ性に傾けてキューティクルを開いて色素を入れていったり(普通のヘアカラー)、酸性に安定させて色をのせたり(ヘアマニキュア)しています。
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つまり、海水に浸かった髪の毛がアルカリ性に傾くということは、キューティクルが開いて、ただただヘアカラーで入れた色が抜けてしまったり、せっかくトリートメントで髪の毛内部に入れた栄養が抜けてしまいやすい状態であるといえます。
「海に行ったら髪の毛の色が抜けた・・・」
「海に入ってから白髪が目立つようになった・・・」
「サーファーって髪の毛が茶色い人多くない?」
「なんか髪の毛がギシギシする・・・」
などと感じることが多いのはこのためなのです。
ヘアカラーの色抜け対策
対策としては、そもそも海水浴を予定している直前にヘアカラーをしないことが重要になります。
海の水に浸かって絶対に色が抜けないヘアカラーはただただ退色しきったブリーチオンリーの色だけです!
ヘアカラーは海水浴後にしましょう!
とはいえ・・・
「せっかくの海水浴の日。綺麗なヘアカラーの状態で写真を撮ってSNSにあげたいな。。」
などと感じる方も多いかもしれません。その場合は必ず海に着いたらすぐに写真を撮るようにしておきましょう!
また、海水に髪の毛が浸かっている時間を出来るだけ短くしておきたいので、海水浴が終わったらしっかりと海水をシャワーで洗い流すようにしておきましょう。
まとめ
この他にも日常生活で知っておきたい髪の毛に関する豆知識をいくつか紹介しています。
よろしければこちらの記事もあわせてご覧ください。
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