【美容師が教える】実は似てる?縮毛矯正とデジタルパーマの違いって?
美容師をしているものです。
梅雨シーズンの6月になり、湿気による髪の毛の広がりが気になる季節になりました。
髪の毛の広がりを抑えるために縮毛矯正やデジタルパーマの選択をされる方が非常に増える時期です。
ところでこの二つの施術、実はとてもよく似ています。
というわけで今回の記事では、縮毛矯正とデジタルパーマの違いやオススメな場合について徹底解説していきます。
縮毛矯正とデジタルパーマって実は似てる?
実はこの二つの施術は使用している薬剤が同じなのです。
縮毛矯正とデジタルパーマの工程は基本的に下記の通りとなります。
髪の毛に薬剤を塗る(=髪の毛の内部の結合を切り、熱に反応可能な状態を作る)
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シャンプー台で流す
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【熱処理】ロッドを巻く(デジタルパーマ)・アイロンでのばす(縮毛矯正)
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形を固定させる薬剤をつける
というように、熱処理の工程が異なるだけで基本的な考え方は同じとなります。
よって同時に施術することも可能なのです。
ex.根元から縮毛矯正+毛先にワンカールのデジタルパーマ(ストカールなんて呼ばれていることが多いですね)
ハネやすい長さの時は縮毛矯正+デジタルパーマがオススメ!
この季節。確かに縮毛矯正をかけると楽ではあるのですが、長さによってはちょうどハネやすい長さになってしまったり、ストレートの直線的な動きにより面長な印象を与えてしまうこともあります。
鎖骨に当たるぐらいの長さから鎖骨をしっかり超えないぐらいの中途半端な長さの場合は、「根元に縮毛矯正+毛先デジタルパーマ」の方が扱いやすかったり、伸ばし途中の方は伸ばしやすい場合があります。(もちろんお顔の形や髪質・髪の毛の状態にもよるので担当の美容師さんに相談してみましょう)
まとめ
この他にも、髪の毛に関するためになる豆知識を紹介しています。
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