髪の毛豆知識

【イノアハイリフト】iNOAの新色登場でオイルでのハイトーンカラーが可能に!

美容師をしているものです。

2019年3月の登場以来、髪の毛をあまり傷ませる事なく、艶々なヘアカラーが可能なオイルカラーとして大人気のロレアルの「iNOA(イノア)カラー」

イノアカラーを使用したヘアスタイル

このイノアカラーから新たに明るめのラインナップであるハイトーンカラー「iNOA HIGH LIFT|イノアハイリフト」が発売されました。

「イノアハイリフト」新色の登場でハイトーンカラーが可能に!

既に2019年3月には低明度・中明度(やや暗め)の商品が先行で発売され、オイルで染めるという独自の処方で人気を集めていたイノアカラー。

イノアカラー

※イノアカラーの仕組みについて詳しく知りたい方は以下の記事へどうぞ。

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今回、イノアハイリフトの登場で新たに10・12トーンの薬剤(+13トーンのライトナー)が追加されました。

これまでは8トーンの薬剤がメインだった為、黒髪や暗めの髪の毛からイノアカラー単体で明るめのヘアカラーを表現することは難しかったのですが、イノアハイリフトを使用することにより、イノアカラー単体での明るめハイトーンカラーの提案が可能になりました。

ハイトーンカラーが好きだけれど、髪の毛を必要以上にダメージさせたくない方にとっての選択肢が拡がりましたね!

我々美容師目線でも、お客様にイノアで提案できるヘアカラーの幅が非常に増えました。

※髪の毛のトーンやレベルについてはこちらの記事でも詳しく触れています→→→【美容師が教える】ヘアカラーのトーンやレベルって?

イノアハイリフトの新色は全14色!

イノアハイリフトの登場により、これまでのラインナップに新たに14色が加わりました。

  • ウォームブラウン(10トーン)
  • クールブラウン(10トーン)
  • アッシュ(10/12トーン)
  • マット(10/12トーン)
  • ゴールド(10/12トーン)
  • カッパー(10トーン)
  • レッド(10/12トーン)
  • バイオレット(10/12トーン)
  • ライトナー+ (13トーン)

新しくなったカラーチャートも参考までに載せておきます。

ハイリフトは日本人の髪質に合わせたハイトーンカラーが出来る!

そもそもハイトーンカラーの人気は根強く、ヘアカラーをされる方の3人に1人はハイトーンカラーをしているとの事(※2015年ロレアル調べによる)

ハイトーンカラーは染めたては確かに綺麗なのですが、明るいが故に色落ちがしやすかったり、退色時の変色も大きく、赤みや黄色味が出てしまうことが多いのです。

色落ちした髪の毛

さらに施術中のツンとした匂いも暗めのヘアカラーと比較するととても強いものでした。

今回発売されたイノアハイリフトは、既に海外では10年ほど前から存在していたものです。それが日本人の髪質向けに改良され、この度遂に日本人の髪質に合わせたハイトーンカラーとして発売されました!

イノアハイリフトももちろん、昨年発売されていたイノアカラーと同様に「オイル・デリバリー・システム※」を利用していて、且つアンモニア無配合で作られているカラー剤なので、ダメージも最小限で施術中のカラー剤独特の匂いもあまり気になりません。

キューティクルをあまり傷ませることなくヘアカラーが可能になるので、ハイトーンカラーでも色落ちがしにくく色持ちが良いです。

※「オイル・デリバリー・システム」等、イノアカラーの染まる仕組みは以下の記事で詳細を解説しています。

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イノアハイリフトがオススメな人

イノアハイリフト使用ヘアスタイル
イノアハイリフト使用ヘアスタイル
  • ハイトーンカラーでも艶感を失いたくない人
  • 透明感のあるハイトーンカラーをしたい人
  • 髪の毛を出来るだけ傷ませたくない人
  • 美容室でのカラー施術中の匂いが苦手な人
  • ハイトーンの淡いヘアカラーが好きな人(ブリーチの上にカラーを被せると良い感じの淡さが出ます!)

このような方には是非ともオススメなヘアカラーです!まだイノア未体験な方はお試し下さい!

※イノアカラー使用ヘアスタイルを以下にまとめています。

□イノアカラー使用ヘアスタイル