ヘアカラーレベルスケール
hair tips

【美容師が教える】ヘアカラーのトーンやレベルって?

普段、美容師をしているのですがヘアカラーの明るさについてお客様からいろいろなご相談を受けます。

そこで今回はヘアカラーのトーンやレベルのお話を現役美容師である私が徹底的に解説いたします。

美容師が教える『そもそもヘアカラーのトーンやレベルってなに?』

そもそも、ヘアカラーのトーンやレベルとは、【JHCA】日本ヘアカラー協会が提唱している髪の毛の明るさの大体の基準になります。

レベルスケールって見たことありますよね?

jhcaのカラーレベルスケール

美容室で美容師に見せられたり、髪にあてられたりするアレです。

もともとは20年ほど前に美容師の勉強のために出来たものですが、今では職場でも偉い人に髪の色をチェックされる時に使われた事がある方もいるのではないでしょうか?

このJHCAが作った基準のレベルスケールをもとに…

カラーレベルスケール

こんな感じで各カラー剤の会社がそれぞれレベルスケールを作っています。

(写真上部のナプラのスケールは15レベルの主張が激しめですが…各社大体こんな感じになります。)

このレベルスケールが、私達美容師とお客様の間で仕上がりの色のイメージを共有できたり、職場や学校でそれぞれの場に適した基準を示す事ができたり、今では重要なツールとなっています。

すなわちレベル=ヘアカラーの明るさ=トーンです。

数字が小さいほど暗く大きいほど明るくなります。

美容師が教えるトーン別解説

それでは段階ごとにトーンをご説明。(一応1〜20まであるのですが、今回は日本人向けにと言うことで3〜15でお話します。)

3〜5トーン

3〜5トーンのカラーレベル

いわゆる日本人の黒髪って大体この辺と言われています。(地毛が明るいとよく言われる方だと6トーンっぽい場合もあり。)

JHCAの基準では4トーンからしか有りませんが、各カラー剤の会社は3トーンもつくっています。

黒染めをお願いされた時などはこの辺のレベルのカラー剤を使用します。

  • いわゆる黒髪
  • 太陽の光が当たってもあまり茶色く見えない
  • ブリーチ状態(後述)からこの辺りまで染めると色の抜けもほとんどないが、太陽の光が当たると独特の透明感が若干出て暗いけどカッコいい!良い色!とかよく言われる
  • 3トーンは漆黒。カラスみたいな色でと言われたり死ぬほど真っ黒にしてと言われた時に使用

6〜9トーン

6〜9トーンのカラーレベル

この辺りから若干茶色味を感じますね。

お客様から普通の茶髪くらいと言われると大体この7や8トーンあたりでイメージ共有できることが多いです。

  • 6トーンは日系航空会社の基準にもなるくらい、染めてはいるがあくまで上品な女性的なイメージに仕上がる。規定が厳しめな会社だと6トーンまでが多い。また、ブリーチ状態の毛に6トーンでカラーを入れると独特の透明感が5トーン以下の時よりも出て、個人的にはクールなイメージのダブルカラーで一番オススメな明るさ。
  • 7トーンはホテル業界や、接客業などで許容されていることが多い。個人的に7トーンくらいから染めた感を感じる。
  • 8トーンくらいは学生さんが初めてカラーする時などによく染めているイメージ。バイト先の偉い大人から見てもまあ許せる。また、ブリーチ状態の毛に8トーンでカラーを入れると個人的には色味を一番感じることが出来る。(特にピンク・バイオレット系)
  • 9トーンくらいだと人によってはちょっと明るいんじゃない?とか言われる確率がアップするイメージ?

10〜12トーン

10〜12トーンのカラーレベル

この辺りだと周りの方からも

「わー染めたねー!」

「明るくしたねー!イメチェンだね!」

とよく言われると思います。

でもまだ日本人特有の髪の毛の赤味が残っているイメージ。

  • 10トーンは規定緩めの職場なら許されることが多いイメージ。また、大抵美容室に来られる方は10トーンくらいの明るさに抜けてしまっていることが多いです。
  • 11〜12トーンは黒髪からのブリーチ無しカラー一発で極力ダメージを少なくいける一番明るいぐらいなイメージ。特に学生さんが我先にと夏休みにこれくらいまで染めると一気に話題の中心に…
  • 正直この10〜12トーンくらいまでくると偉い大人の考えによっては悪い評価に繋がるリスクもあり。

13〜15トーン

13〜15トーンのカラーレベル

この辺りになると街の中でも目立ちますよね。だいぶ赤味が感じられません。黄色と言われた方がしっくりくる明るさです。特に15トーンからはブリーチは必須でしょう。

  • 13〜14トーンは12トーンあたりで仕上げたお客様が次に美容室に来る時に退色した毛先の色のイメージ
  • 13〜14トーンくらいであれば、軟毛・細毛の方であれば一回のカラーでいける場合もあり。
  • 15トーンはブリーチ必須。赤味を感じませんね。あらゆるダブルカラーやハイライトの土台となるのがこの15トーンより上の明るさになります。さすがに髪の毛に強度なダメージを感じてしまう明るさがこの辺から。
  • 職場や学校でこの辺りまで染めると直ぐに要注意人物扱いになったりならなかったり…

ブリーチについてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。

→→→【美容師が教える】ヘアカラーのトーンやレベルって?

美容室でカラーをする際のレベル・トーンについての注意点

ご覧いただいたよう色というのも私達美容師、そしてお客様の人間の目を通して見るものなのでトーンへの認識も若干のズレがあると思います。

担当美容師の感じる7トーンとお客様の感じる9トーンが一緒だったりなんていうのはよくある話です。

美容室でなりたい明るさのカラーになるためのコツって?

  • 自分がこうなりたいなと思う写真を出来るだけたくさん用意しましょう。
  • そしてこの写真が個人的に○トーンだと思う。orこの写真は○トーンに見えるか担当美容師に確認してみましょう。(無論そこまで最初から汲み取れる美容師が良いのですが。。)
  • もし互いの認識にズレがあればそんな会話から少しずつイメージの共有が出来ると思います。
  • また、太陽の光の有無によってもイメージはぐっと変わります。お気に入りの写真が太陽の光が当たっているっぽいのか、当たってないっぽいのかも確認してみましょう。

今回は明るさについてをメインにお話させていただきましたが、色味についても同じようなことが言えると思います。

(担当美容師の感じるアッシュとお客様の感じるアッシュが全く違ったり…)

いずれにせよ、担当美容師とのしっかりとしたイメージの共有が大事です。

私自身もお客様のヘアカラー時にはイメージ共有が出来たとお互いが感じられるであろうまでしっかりとカウンセリングさせていただいてます。

これからヘアカラーチェンジを考えている方の少しでも参考になりましたら嬉しいです。