iNOA(イノア)オイルカラー
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【2019年最新】美容師が教える!ロレアル『iNOA(イノア)』オイルヘアカラーって?

2019年3月20日より、遂に日本に上陸を果たした世界で話題の「傷まないヘアカラー」をサロンで使い始めました。

この、傷まないヘアカラーとはなにかと言いますと、皆様一度は聞いたことがあるであろうLOREAL(ロレアル)から発売されたiNOA(イノア)オイルグロスカラー。通称イノアオイルヘアカラーの事になります。

ロレアルプロフェッショナル公式サイト

「オイルで染める」がコンセプトのヘアカラー剤です。

iNOA(イノア)カラーのロゴ

iNOA(イノア)オイルカラー

「オイルで染める」という今までのカラー剤ではあり得ないキャッチーなコンセプトもあってか、もともと世界中でも話題になっていたカラー剤なのですが、日本人の髪質への対応がまだ不十分でした。(そもそも日本人の髪質は太くて硬い場合が多くカラーが染まりにくいため)

それがようやく日本人の髪質にも対応出来ることになったので、満を持して日本でも発売されました。

サンプルから結構な数のお客様に使わせていただいていますが、前評判通り最高の仕上がりです。お客様からの感想も凄く良いです。

iNOAカラーの説明用店内ポップ

ロレアル調べでは、このイノアカラーを体験されたお客様の93%が髪に艶質が改善されたと感じ、95%が髪に艶が出たと感じているようです。

今回はそんなiNOA(イノア)オイルヘアカラーについて現役美容師なりに出来るだけ一般の方にもわかりやすく解説させていただきます。

美容師が教えるロレアルiNOA(イノア)オイルヘアカラーの特徴

iNOA(イノア)は、簡単に説明すると従来のカラー剤とは全く違う考え方で髪の毛を極力傷ませる事なくヘアカラーを行います。

大きな特徴として挙げられるのは

iNOA(イノア)のカラー剤は主成分がオイルになっています。(配合率60%)

※ちなみに通常のカラー剤のオイル配合率は、僅か数%なのでカラー剤の主成分がオイルというのは従来考えられなかったことです。それを実現させたロレアル。流石です・・・

即ちこれが、上述した「オイルで染める」というコンセプトにあたるわけですね。

この「オイルで染める」を実現するために、LOREAL(ロレアル)が特許を取得した”オイル・デリバリー・システム”と呼ばれる方法が採用されています。

このヘアカラーの方法がこれまでの常識では考えられないぐらい凄い事なのです。

「オイル・デリバリー・システム」って従来のカラー剤の染め方と何が違う?

従来のカラー剤は、髪の毛表面にあるキューティクルを開くためにアルカリ剤の力を主に利用し、キューティクルを傷つけることでヘアカラーの染料を浸透させていました。

このキューティクルへの傷つけはダメージヘアの大きな原因となっていました。

それに対してiNOA(イノア)カラーは、ヘアカラー時にたっぷり配合されたオイルが髪の表面に付着してキューティクルを守ります。(=キューティクルを傷つけない!)

このオイルが水に溶けたアルカリ剤と染料をオイルと水の反発関係を利用することで、髪の毛内部に効率的に押し込みます。

この方法が「オイル・デリバリー・システム」になります。

オイル・デリバリー・システムの説明図

水とオイルは反発しあい、水はオイルから逃げ出そうとする。髪内部は親水性のため、水は逃げ場として髪内部へ効率よく浸透していく。

※出典:ロレアルプロフェッショナル

即ち、イノアカラーはキューティクルをあまり傷つける事なくオイルの力を利用してヘアカラーをすることが出来る、従来のヘアカラー剤とは染める原理が異なる全く新しいカラー剤と言えます。これが巷で『傷まないヘアカラー』と言われる所以です。

ヘアカラー剤特有の刺激臭がほぼない!

イノアカラーは、アンモニアが無配合の為、ヘアカラー剤特有の刺激臭がほぼありません!今までヘアカラー時に感じていた少し不快な想いが解消されることになります。美容院での施術中もリラックスした気分で過ごすことが出来ます!

オイルの艶感を利用したオイルグロス発色

イノアカラーは主成分がオイルの為、仕上がりの艶感がこれまでのカラー剤とは比べ物にならないくらいツヤツヤになります。発色もとても良く、日本人が嫌う赤みや黄色みが出づらいカラー剤になっています。(オイルグロス発色)

色の種類(カラーチャート)は?

全30種類のラインナップです。

iNOA(イノア)オイルヘアカラーのカラーチャート

グレイカラー(白髪染め) 3~8トーン

  • 濃い色みのエクストラブラウン
  • 暖かみのあるウォームブラウン
  • 柔らかさのあるクールブラウン

ファッションカラー 5~10トーン

  • まろやかさのあるベージュ
  • グレイッシュなモノトーン
  • 青みをしっかり感じるブルー系アッシュ
  • ほのかに青みを感じるマットアッシュ
  • 柔らかさのあるマット
  • 程よくくすみ感のあるゴールド
  • 鮮やかな赤み寄りのカッパー
  • はなやかで上品なレッド
  • シックな青み寄りのバイオレット
  • ライトナー

さらに各色味を強めるブースターとして

  • BLUE
  • YELLOW
  • RED
  • VIOLET

ここ数年人気の外国人風な色味に強い印象です。

これだけの色の種類があれば美容師側からみても様々な配合が可能なので髪質や希望の髪色に合わせて色々な組み合わせが楽しめそうです!

オススメな人

  • ヘアカラーの料金が上がってもとにかく髪の毛のダメージを極力少なくしたい人(サロンにもよりますが通常のヘアカラーより+¥1,500~¥2,000くらいが相場になりそうです)
  • グレイカラー(白髪染め)を割と頻繁にする方で髪の毛のパサつきや乾燥が気になる人(ダメージも激減し、オイルによる艶感も増します)

iNOA(イノア)カラー使用白髪染めBEFORE

iNOA白髪染めBEFOREiNOA白髪染めBEFORE

iNOA(イノア)カラー使用白髪染めAFTER

iNOA白髪染めAFTERiNOA白髪染めAFTER

効果をわかりやすくするためにノンブロー仕上げです。

もともと髪の毛の癖がややあり、乾燥毛でパサつきの目立つお客様だったのですが、白髪もしっかり染まる配合にした9トーン狙いでバッチリ染まっています。

また、ノンブローでもオイル効果でしっとり艶のある仕上がりになっています。髪の毛がオイルでツヤツヤに包み込まれているような感覚です。

イノアカラーを使用した白髪染めについてはこちらの記事でも紹介しています。→→→【iNOA】イノアカラーで白髪染めをしてみたら艶感が凄い!

  • 10トーンぐらいまでの明るさで満足出来る人(薬剤のメインが3〜8トーン、1番明るい薬剤でも10トーンな為、髪質にもよりますが11トーン以上の明るめの仕上がりを希望する方には向いていないカラー剤といえます。)

ちなみに3〜10トーンをレベルスケールで見ると大体こんな感じです。

3~10トーンの髪の毛のレベルスケール

11トーン以上はこんな感じです。

11トーン以上の髪の毛のレベルスケール

※室内蛍光灯下にて撮影。(光の加減にもよるのであくまで目安にして下さい。)

ただし、ベースのカラーがブリーチなどで既にかなり明るくなっている方やダブルカラーをご希望の方は、iNOAの明るめの薬剤を活かして透明感のある外国人風な明るめ仕上げにすることも出来ますので、これから極力髪の毛へのダメージを減らしていきたい方は担当の美容師さんに相談してみるとオススメです!

髪の毛のトーンについてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。

ヘアカラーのトーンやレベルを現役美容師が解説!

まとめ

明るさをさほど追い求めている方でなければ是非とも皆様に体験していただきたいメリットづくめなiNOA(イノア)オイルヘアカラー。

美容師目線でも仕上がりの艶感やダメージの激減具合などとても驚くほど上質な仕上がりになる素晴らしいカラー剤です。

まだ発売されたばかりにはなりますが、これは2019年以降の美容界・ヘアカラー界が大きく変わりそうです!是非試してみてください!

今回紹介したiNOAカラーの色味には2019年秋冬注目の「くすみ系ブラウン」を表現することが可能なモノトーンやアッシュなどもあります。

【2019秋冬】ヘアカラーは「くすみ系ブラウン」に注目!

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