【長持ちする髪型】美容院に行けない時に現役美容師がオススメするヘア！

美容師をしているものです。

ここ最近は新型コロナウイルス禍の影響で、外出を控えてなかなか美容院に行きたくても行けないという方も増えているのではないでしょうか？

そこで今回は、現役美容師だからこそわかるなかなか美容院に行けない場合でもなんとかなる「長持ちする髪型」についてを紹介していきます。

「長持ちする髪型」のオーダーは増えている。オススメヘアって？

このようなオーダーをされる時は、大体3ヶ月以上は持つようにとか長ければ半年ほど持てばなど、お子様がまだ小さくて美容院に行く時間がなかなか取ることができない方や、そもそも美容院に行くことがあまり好きでは無いけれど行く以上は綺麗に長持ちさせたいなどに受ける場合が多いです。

また、ここ最近の新型コロナウイルスの影響で世界的な大恐慌からの不景気時代を迎えそうな兆候もあり、これからは美容院に行く頻度をそもそも減らしていきたいという方も増えてくるかと思います。

それでは長さ別にオススメな髪型を紹介していきます。

長持ちする髪型(ショート)

ショートヘアの場合は、襟足がやや長めなショートの方がヘアスタイルの持ちは良いかと思います。

これは、襟足を刈り上げるぐらい短いようなあまりすっきりとした髪型だと確かに切り立てはカッコいいのですが、襟足部分が形が崩れるのが早く重たく感じやすくなってしまうことにあります。

我々美容師は、基本的には梳きバサミを使いながら髪型をデザインしていきことになるのですが、刈り上げのようにそもそもの長さが短いと髪の毛の長いところと短いところの差があまり付かないので重たく感じやすくなってしまいます。

(ex.1cmの長さのところに梳きバサミを根元ギリギリから入れたとしても長短の差は0.8cmほど)

よって、長持ちさせたい時は襟足をやや長めにしておくと良いでしょう。

長持ちする髪型(ボブ)

ボブぐらいになってくると基本的には持ちが良く、選択肢が拡がってくると思います。

表面の長さがある髪型になるので、多少中の髪の毛がハネやすくなってきても、表面の髪の毛の重みでごまかすことが出来ます。

そんな中でも前下がりなボブにしておくと、後ろの方がハネてくるまでの時間を遅らせることが出来るので、前方のハネにさえ注意しておけばより長持ちする髪型と言えるでしょう。

また、前下がりボブは前の方が長い髪型になるので、なかなか美容院に行くことが出来ずに伸びきってしまった時に後ろで結ぶという選択がしやすくなるメリットもあります。

長持ちする髪型(ミディアム)

ミディアムヘアになってくると選択肢もより拡がってくることかと思います。

そもそもが結べてしまう長さなので、そのお客様がもし子育てなどでなかなか外出が出来ず、結ぶことがほとんどという場合であれば、結んだ時にパラパラと髪の毛が落ちてこないように極限まで軽くしても大丈夫な場合もあるからです。

ただし、元々の毛量が多めな方でおろしたいという方はたくさん梳きバサミを入れることにより、作った中の方の短い髪の毛が表面の髪の毛を押し上げてボリュームに感じてしまいやすい場合もあるので、髪質によっては少し重ためのミディアムにしておいた方が「長持ちする髪型」といった意味では良い場合もあります。

最近では外ハネする髪型のブームもあり、重ためでハネやすい髪型でもあまりハネを気にせずに長い期間楽しめると捉えることも出来ますね！

長持ちする髪型(ロング)

ロングヘアはそもそも髪型としての持ちは凄く良いです。多少伸びきっていたとしてもなんとなく雰囲気が出るし、最悪結べばどうにかなるということもあり、長持ちさせたい方には非常に人気の長さになります。

デメリットとしては、どうしても分け目がはっきりと出てしまいやすいので、根元がプリンになってしまったりなどのヘアカラーの面で気になりやすくなってしまうところかと思います。

そのような時はハイライトを用いたバレイヤージュなどのヘアカラーデザインがオススメです。

このようなヘアカラーにしておくと、多少根元が伸びてきてもデザインの一環としてみえるので最後の美容院から時間が経過していてもあまり違和感がありません。

また、ハイライトのおかげで白髪がぼやけやすいというメリットもあるので、是非とも幅広い世代の方にチャレンジしてほしいヘアカラー になります。

まとめ

もちろんそれぞれの髪の毛の状態や目的により、今回紹介した限りでは無いので、あくまで参考程度に頭に入れておいていただけらばと思います。

また、今回のようなお悩みを抱えている方にオススメな記事をいくつか書いています。

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