【白髪染め】人気定番色別にメリット・デメリットを現役美容師が徹底解説!
美容師をしているものです。
今回は、ミセス世代が気になる白髪染めの定番人気カラーについて、それぞれのメリット・デメリットを現役美容師視点で解説していきます。
黒(ブラック)
一番濃いヘアカラー「真っ黒な黒髪」は、気になる白髪を漆黒に染め上げるのでなかなか色が落ちにくいため、染めた部分の色持ちが非常に良いと言えます。
色持ちが良いので、毛先の色抜けが酷くない場合は毎回全体染める必要は無く根元だけのカラー(リタッチ)で済む場合が多いです。
しかし・・・色持ちが良いということは、根元の白との対比が非常に目立つことにもなります。
もともとの白髪が多い方は1ヶ月分(1cm〜1.5cm)伸びると、分け目の白と黒の境目がはっきりし過ぎることになるので、非常にマメなペースでのヘアカラーが必要になります。
また、最高に濃い色をマメに入れ続けることになるので髪の毛のダメージが進みやすく白髪染め特有のゴワついた髪質になりがちです。
焦げ茶〜自然な茶色(チョコレートブラウン〜ナチュラルブラウン)
どのような方でも似合いやすいブラウン。
肌馴染みがよく、色落ちも自然なので、黒に染めるよりもヘアカラーの間隔を空けても割と耐えられます。
あまりにも色が抜け過ぎると赤みの強過ぎるブラウンになってしまうので、その時気になる場合は全体のヘアカラーを施しましょう。
明るめなベージュ系・ゴールド系
白髪率が80〜90%以上と、地毛のほとんどが白髪という方は薄っすらとベージュ味をかぶせるようなヘアカラーや薄いゴールド系のヘアカラーもオススメです。
色素が薄めなヘアカラーになるので、色の綺麗さに敏感な方はもちろんマメなヘアカラーが必要となりますが、根元の白髪の部分が伸びてきても、染めた部分との色の明るさの差がそこまで無いため実はそこまで頻繁なヘアカラーをしなくて良いとも言えます。
人気のグレイヘア
近藤サトさんを筆頭に、ここ最近人気上昇中と言われているグレイヘア。上手くハマれば上品な雰囲気も出てお洒落感が増すスタイルです。
しかし、全くカラーをしていない白髪は綺麗に見せるための努力が大変です。(パサつきが目立たないようにトリートメント・艶々に魅せるスタイリングetc…)
ファッションやメイクに今まで以上に繊細に気を使うことになり、難易度は高いですが、ヘアカラーの必要がほぼ無くなるというのは魅力的と言えるでしょう。(綺麗な白髪に見せるために、薄っすらとヘアカラーをのせる場合もあります)
まとめ
今回紹介した白髪染めのヘアカラーはあくまで定番のカラーになります。
最近では、明るめに白髪をカバーすることが出来る薬剤も増えてきたため以前よりも白髪染めでヘアカラーを楽しめる幅が拡がっています。
やってみたいヘアカラーがある場合は是非担当の美容師さんに相談してみましょう!
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