【妊娠中・出産後】ヘアカラーはインナーカラーが意外とオススメ?!
美容師をしているものです。
今回は、妊娠中や出産後に意外とオススメなインナーカラーについて紹介していきます。
妊娠中や出産後はなかなかヘアカラーに行けない…
そうなんです。妊娠中や出産後は何かと時間に追われてヘアカラーに行ける時間をなかなかつくることが出来ません。
よってこのような時によくあるヘアカラーのオーダーのパターンが、妊娠が判明してちょっと後ぐらいに…
「しばらく美容院行けなくなると思うんでプリンが気にならないように暗くしてもらっていいですか?」
というように暗めなヘアカラーを希望される方がとても多いです。(中には3年ぐらいはカラーをしないと決めて黒染めを希望される方も)
確かに暗めのヘアカラーであれば根元が伸びてきてもあまりプリン感が気にならずに過ごすことができるのですが、これまで普通にオシャレなヘアカラーを楽しんできた方であればちょっと抵抗がある場合も…
そこでオススメなのがインナーカラーです!
意外とオススメ!妊娠中や出産後の「インナーカラー」
今回のお客様は妊娠7ヶ月。「今後ヘアカラーに行けなくなることを危惧して暗めにしたいけどオシャレな感じは欲しい」というとてもよくある事例!
というわけでカウンセリングの後、全体はほぼ黒に近くまでトーンダウン。両サイドの耳周りに範囲を少量にしてブリーチ後、アディクシーカラーの「グレイパール」と「アメジスト」を配合して、インナーカラーを入れさせて頂きました。
これぐらいの範囲であれば「イヤリングカラー」とも呼ばれていますね。
※ブリーチ・アディクシーカラーについてより知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【痛まないブリーチ剤】『ファイバープレックス』って?ハイトーン女子必見!
インナーカラーと聞くと、「10代の若い子がやるやつでしょ?!」と思うような方が少なくないのも事実です。
確かにあまりにもインナーカラーの面積が多いと派手な印象になってしまうのですが、少量であれば耳にかけたりしなければそこまで激しくわかることもありません。
かつ出産後に髪の毛を結ぶことが増えた時にはさりげない「オシャレ感」を演出することが出来ます。
インナーカラーにかかる時間の目安
やりたい色にもよりますがインナーカラーを入れる初回は基本的には明るい部分はブリーチを入れてからもう一度カラーをする必要があるので、普段のヘアカラーの時間よりは多少時間がかかると思います。それでも範囲が少ないので+20~30分ぐらいかとは思います。
そして、気になる2回目以降。例えば出産前にインナーカラーを入れて他の部分は暗く(黒染め)したような場合であれば、出産後もしカットに行ける時間があればインナーカラーの色が抜けた部分にだけヘアカラーを被せることになります。(どうしてもブリーチ部分は退色することで黄色味が出てきやすいため)
この場合のヘアカラーはとてもスピーディーに施術が可能なため、出産後のママさん達が気になる美容院の滞在時間もカットの時間+@で済むと思います!
まとめ
出産後、何かと自分の時間がなくなってしまうことをついつい考えてしまう妊娠中のヘアカラーですが、今回のようなインナーカラーを入れてオシャレ感を少し残すというのも選択肢の一つにしていただければと思います。
この他にも育児中に多い悩みの「髪の毛を乾かす時間が無い問題」について記事を書いています。
また、髪の毛に関する豆知識についても記事を書いています。
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